1、オーディオの趣味

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C作品集
b)パワーアンプ 

 F)DA30シングルステレオアンプ.
《解説》
 本機は試作後18年が経っています。何分貴重な球で後々の予備球が有りませんでしたので比較試聴の時位しか出番が有りませんでしたが、今回予備のDA30が入手出来ましたので久し振り調整を兼ねてデータを測ってみました。アンプとしては何処も劣化した箇所も無く一応動作しましたがLchの歪み打ち消しが狂っている様で再調整しました。
 回路方式はシングルアンプとして標準的な、初段EF86(T)、ドライブとカソードフォロア(CF)段は12BH7A一本で構成、初段とドライブ段、CF段とDA30の間は直結です。
 TotalNFBは仕上がり利得が26.0dB±0.3dBとなる様に帰還されます。
 本機はB、C電源回路に定電圧安定化電源を搭載しています。安定化後の出力電圧はB電源が+425V、C電源が−285Vになっています。フィラメントはDC点火で安定化されています。ドライブ段には高圧電源サブ定電圧電源で620Vを供給しています。安定化電源は全てソリッドステートになっています。定電圧電源は負荷ショート時の対策でMOSFETを使用して垂下型の保護回路を搭載しています。
《実測データ》測定日:2011年3月13日
Residual Noise Level:
VnLch_Flat =.2486mV、VnRch_Flat =.2851mV
VnLch_IECA =.0428mV、VnRch_IECA =.0500mV
Amplitude Gain:
GainLch_dB =26.08dB(at 1kHz,VRmax)、GainLch_ln =20.15(at 1kHz,VRmax)
GainRch_dB =25.08dB(at 1kHz,VRmax)、GainRch_ln =20.13(at 1kHz,VRmax)
DF(Lch)=6.68 RL=8ohm/1kHz、DF(Rch)=6.66 RL=8ohm/1kHz
InputLevel(2.0%THD+N)= 0.5129375V
PoMax(2.0%THD+N)= 13.3Watt/RL=8ohm
 予備
《参考文献》

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